バナー広告の目的と取り組み
おはようございます。
本日は電車に乗りながら、市場がまだ出来上がっていない商品の認知度を高めるにはどうしようか?といったものを考えておりました。
電車の中で既に販売されている類似商品はどのような取り組みをしているのか?と思って検索しようとした時に、『家に携帯を忘れた』という事に気づいたのですがね...
さてさて、一般的な検索ツールを失った私が行う事は、机上の空論までもいかない程度の妄想です。
認知と言えばTV媒体ですが、それには予算がかかるし、かなりのボリュームを出さないと認知としてはならない。
さらに言えば、CM打ち続けないと止まってしまう。
さらにさらに、既に認知のあるものと組み合わせて、セットでの認知を高めるといった事になりますね。
例えば芸能人を使うとか。
自社商品で既に認知のあるものと組み合わせるとかですね。
イモトのWiFiなんかが良い例じゃないでしょうか?
一時期CMでバンバン、渋谷駅でバンバン広告がだされてました。
既に海外と言えばの芸人イモトを利用しての認知の展開でしたね。
爆発的に認知はアップしましたね。
マスメディアと既知のキャラクターとのマッチングですね。
予算と長期戦略があれば、これくらいの事が出来るでしょうが、だれもがそうはできませんね。
もちろん、でっかい会社でも予算OKでないとできないですね。
WEBの世界で低予算で認知を高めようと思った時に最初に思ったのが、ディスプレイ広告ですね。
GDN、YDN、FB、Instagramといろいろ媒体はあります。
そこで、予算をかけずに認知を少しずつ獲得するにはどうすればよいか。
目的と逆になりますが、『クリックしないバナーを作る』だと思うんですよね。
もちろん、広告代理店は反対します。
だって、クリックされないと、代理店に利益は無いですからね。
クリックしてもらって、LPで落とし込んでコンバージョンなんて流れが理想の流れなんでしょう。
さらに言えば、バナーの最適化、LPの最適化なんて提案がのちには待ってます。
広告費に製作費の上乗せでメーカー側はあっぷあっぷになってきます。
最終的にはCVRを高める事が目的ですから、間違ってはいないんですけど、市場が出来ていない商品に関しては、まずは知ってもらう事ですね。
ブランディングまで高められれば良いですが、最初にそのKPI設定をするとぶれます。
『まず見てもらう事』
これを目的にして取り組みます。
インプレッションをとにかく多くして、目につくバナーにして、クリックするのにハードルを設けるのですね。
『即契約』とか『カートへ入れる』のボタンにして、『押したら契約画面に行く?』と思わせるようにするとか。
購入のモチベーションが高い人だけが押すようなバナーにする。
それと一緒に、商品が何かを一言で伝える無いように作る事ですね。
『これは何』だけの印象を見る人に与える事だけを目的にするんですね。
クリックのタイミングでセグメントが切れるので、無駄なクリックをなるべく削りながら、見せる事が出来ます。
クリエイティブには大分時間を取らないといけないと思いますけど、やる価値はあると思いますね。
これからの時代、後のりで商品を打っていくのはなかなか予算のかかる事です。
市場を作っていく事を考えながらマーケティングをできる企業、マーケターが勝ち組になっていくのかなと個人的には思いますね。